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秋の歌?欅坂46の「二人セゾン」という曲がありましてね【MV解説&個人的考察あり】

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春夏で恋をして秋冬で去っていくんだよ

 

セツナソングNo.1だよな…

 

どうも、わをんです

 

今週のお題が「秋の歌」ということで

雨に濡れた木の葉の写真

 

僕が個人的に思うNo.1秋ソングを紹介したいと思います

 

それが欅坂46の「二人セゾン」!

 

今回ご紹介する内容は以下の通りです(久しぶりに目次を使うよ)

 

 

発売から約5年経ちますが、このブログを読んで鬼リピしていただけたら嬉しいです

 

ではさっそくどうぞ!

 

「二人セゾン」ってどんな曲?発売日や歌詞の解釈など

 

二人セゾンは、欅坂46の3rdシングルで2016年11月30日に発売されました

 

ちょうど5年ほど前になりますね

 

二人セゾンの「セゾン」とはフランス語で「季節」という意味で、移りゆく季節の様を歌詞に出てくる「僕」と「君」の物語になぞらえている歌です

 

イメージとしては「儚い」「切ない」というイメージが先行する曲で

 

歌詞やメロディーにも切なさを誘うような要素が盛り込まれています

 

いくつか歌詞考察のブログを書いている方もいらっしゃいますが、僕がすごいと感じたのはこの方の記事です↓

azuki-rinrin.com

 

まじでここまで深く考察できんのすごい…。読んでから「二人セゾン」を聴くとまた違った曲にきこえるかもしれません

二人セゾンのどの辺が「秋の曲」?

 

ここまで二人セゾンがどういった曲なのかというのを解説してきましたが

 

ではどの辺が秋の曲なのか?

 

僕があげる根拠は以下の3つです

 

  • 発売時期とプロモーションの時期が秋
  • メンバーがMVで着ている衣装が秋色
  • MVで最も印象的に演出されているのが「秋」のシーン

 

それぞれについて詳しく見ていきましょう!

 

発売時期とプロモーションの時期が秋

 

先程も述べたようにこの歌の発売日は11/30

 

秋の終わりから冬の始まりにかけての時期ですね

 

そしてシングルの発売日の前には必ず「プロモーション期間」というのが設けられています

 

MVや音源の解禁、公共機関とのコラボ、その他ヒット祈願イベントなどがありますね

 

「二人セゾン」のプロモーション期間はちょうど秋のど真ん中に当たります

 

いちばんこの曲を売り込んでいた時期、つまり人々に触れる機会が多かった季節が「秋」だったというのが、この曲が「秋の歌」と言えるひとつめの理由です

 

メンバーがMVで着ている衣装が秋色

 

この二人セゾン、メンバーがMVで着ているのは臙脂(えんじ)色が特徴的なワンピースの衣装です

 

MVを見てもらったらわかるんですが↓

www.youtube.com

 

どこか鮮やかに色づいた紅葉を思わせるような色合いですよね。

 

MVではバレエを基調としたダンスが特徴的なパフォーマンスを見ることができますが、

 

そのダンスを踊ると臙脂色の衣装がひらひらと舞うので

 

まるで風に吹かれて空に舞い上がる落ち葉を見ているかのようです

 

「二人セゾンの衣装といえばこの赤色の衣装!」というファンの方も多いはずで、

 

秋の鮮やかな紅葉を思わせる衣装も、この歌を「秋の歌」と言える理由のひとつです

 

MVで最も印象的に演出されているのが「秋」のシーン

 

これは完全に個人的な見方になってしまいますが

 

「二人セゾン」のMVは、時間帯によって「季節」を表しているシーンがあると思っていて

 

その中でも最も印象に残るように演出されているのが「秋」のシーンだと思っています

 

詳しく解説するために、次から「二人セゾン」のMVを少しだけ解説していこうと思います!

 

MV解説&個人的考察!「秋」を描いているシーンとは?

 

MV冒頭はセンターの平手友梨奈さんが目を閉じていて、ふと空を見上げるシーンから始まります

 

そこから歌いだしでサビの歌詞が流れてくるわけですが

 

このMV、全体を通して太陽の光がよく映り込み、どこか幻想的な雰囲気を感じさせます

 

幻想的。つまり、現実のものを描いた世界ではないのではないか?と僕は思っていました

 

では何を描いているのかと聞かれれば、

 

歌詞に出てくる「僕」が、「君」に恋をして別れるまでの過去の思い出を描いているのではないかと思うのです

 

MVの3分28秒までのシーン。

 

ここまでが、僕が思うに「春」と「夏」のシーンです

 

「春」と「夏」というのは、歌詞に「春夏で恋をして」とあるように、「僕」が「君」に恋をしていた季節です

 

出演するメンバーの表情もとても笑顔で、「君」と出会えた喜びを表しているように思えます

 

57秒からの小池美波さんの表情、仕草や1分19秒からの小林由依さんと今泉佑唯さんのはじけるような喜びのダンス、1分35秒からの菅井友香さんと志田愛佳さんのお互いに見つめあう表情などが象徴的ではないですかね

 

そして2分20秒からの2番の冒頭では複数人のメンバーがバレエ調のダンスを披露し、「君」と出会えた喜びがさらにもう一段階上がったような印象を受けます

 

季節でいうとここが「夏」なのではないでしょうかね

 

春夏を通して、どんどん膨らんでいく「僕」の「君」への気持ち。

 

しかし、歌詞に「秋冬で去ってゆく」とあるように、「僕」と「君」には別れの時間がやってきます

 

それを描いたのが、3分28秒からのシーン。

 

パフォーマンスとしてはセンター平手友梨奈さんのソロダンスのシーン。ライブでも盛り上がるシーンで、それだけでも十分印象的ですが

 

このシーンから急に、それまで気持ちよく晴れていた日中の時間帯から夕方になっています

「薄い幕が重なるような空と夕日」の写真

 

なぜ急に夕方なのか。それは、一日の時間帯を季節に置き換えると、「秋」の季節が夕方に当たるからではないかと思うのです。

 

朝方から昼にかけての時間帯は「春」と「夏」、日が沈む夕方は「秋」、さらに日が暮れると「冬」になる。

 

その夕方の時間帯を映したこのシーンは、「僕」と「君」の別れの季節である「秋」を描いたシーンなのではないかと思うのです

 

さらに、メンバーの表情もそれまでとは違うものになっています。

 

3分28秒までのメンバーの表情は、出てくるほとんどが笑顔なんですよね

 

何度も言うように、これは「僕」が「君」と出会えた喜びを表しているから。

 

しかし、3分28秒以降の「秋」を描いたシーンでは、メンバーの顔から笑顔はほとんど消え、どこか「切なさ」をうかがえる表情のメンバーが多くなっています。

 

特に4分3秒の守屋茜さんの表情。空を見上げ、今にも泣きだしそうな表情からぐっとこらえるように前を向くその表情はなんとも印象的です

 

このように、それまでのシーンとは時間帯もメンバーの様子も打って変わって「秋」に君と別れた切なさやもの悲しさを表現している3分28秒以降のシーンが最も印象的に描かれています

 

これが、僕が「二人セゾン」が「秋の歌」であるという最後の理由です

 

切なさの中にも希望がある名曲「二人セゾン」

 

ここまでMVなどから二人セゾンが「春と夏に「君」に恋をして、秋と冬で「君」とお別れをした過去の思い出を描いた曲」だと紹介してきました

 

その中でもMVでは「秋」のお別れの季節で、切なさを存分に感じさせる演出がなされているというお話もしましたね

 

ではこの「僕」と「君」との物語は切ない結末で終わってしまっているのか?というと僕はそういう風には思っていなくて

 

僕はこの曲のいろんな部分から、主人公である僕が見出している「希望」のようなものを感じられるのです

 

まずは歌詞。

 

「君は突然僕のイヤホン外した」「そんな僕を連れ出してくれたんだ」と、自分の世界に閉じこもっていた「僕」は、「君」との出会いによってその世界の外に出ることができた

 

その出会いに対する「感謝」のようなものが二人セゾンの歌詞からは感じることができます

 

また「春夏秋冬生まれ変われると別れ際君に教えられた」と、「君」が教えてくれたことを今も覚えている「僕」

 

「君」と別れた後でも、「君」のことを思い自分と過ごした季節のことを大切にしている「僕」がいます

 

そして「太陽が戻ってくるまでに大切な人ときっと出会える」というフレーズ

 

おそらく「太陽が戻ってくる」というのは、先ほどのMV解説のところでもふれたように、太陽が出ている一日の始まりの時間帯。つまり季節でいうと「春」ということになります

 

すなわち「僕」がこのフレーズで言いたいのは、「君と春に出会ったように、また次の春になれば大切な人と出会うことができる」ということだと思います

 

なんか、このように考えるととても前向きな一文であり、込められているであろう意味を考察するとジーンとくるものがあります。笑

 

また、メンバーの振り付けにもそれは表れていて

 

1番と2番のサビの振り付けは足を交互に交差させて手をひらひらと振るかわいらしくて特徴的な振り付けなのですが

 

Cメロ(MVでいう「秋」の部分)の直後の大サビではただメンバー全員で直進するだけです

 

これは、1番と2番のサビの振り付けは「君」と出会えた喜びを華やかなダンスで表しているのに対し

 

大サビの部分は「君」と別れたけどその思い出を胸に次の出会いにまっすぐに力づよく進んでいる「僕」の様子を表しているのではないかと思います

 

メンバーの胸をすくようなまっすぐな眼差しも、その様子を物語っているかのように思えます

 

こう見ると「二人セゾン」はただ単にふたりの人間の出会いと別れを描いた切ない物語ではなく

 

大切な人と出会って世界が変わった「僕」という主人公が、もうその人とは会えないけれどその人が教えてくれたことを胸に次の出会いへと歩いている、希望にあふれた曲だと解釈できます

 

いやー、なんていい曲なんでしょう。笑

 

このブログ、思いを伝えるためにYouTubeで「二人セゾン」を流しながら書いているのですが、もう感情の移入が半端ない…笑

 

皆さんもぜひ聴いてみてくださいね。MVはコチラです↓

欅坂46 『二人セゾン』 - YouTube

秋は二人セゾンの季節。是非皆さんも聴いてください!

 

以上が「二人セゾン」の曲紹介&MV解説&個人的考察でしたー!うーん、今までで一番長いブログになってしまった!

 

でも「二人セゾン」は欅坂46の中でもかなり好きな曲なので、こうして語ることができて満足です!笑

 

このブログを読んで「二人セゾンのライブでのパフォーマンスも見てみたいなー」と思った方がいたら、「欅坂46 Live at 東京ドーム」のブルーレイorDVDを見ることをおススメします

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僕も持ってます



 

この映像作品は2019年の欅坂46東京ドーム公演を円盤化したものですが、1曲1曲の仕上がりがマジでハンパない…

 

「二人セゾン」のクオリティもとんでもないことになっています!

 

始まった瞬間にペンライトでオレンジに染まる客席や平手友梨奈さん渾身のソロダンスなど見どころが盛りだくさんですよ!

 

ぜひ見てみてくださいね~

 

ではでは!

 

わをん

 

 

今週のお題「秋の歌」